皆さんこんにちは。管理人のsinriです。
ついに最終日となりました。長くて短い旅路でした。今日は日本本土最南端の地佐多岬へ向かいます。出発前に最西端を制覇するなら最南端も制覇しようと考えていました。最終日は帰りのフェリーの様子もご紹介いたしますのでご覧ください。
鹿児島市から垂水港へ
佐多岬に向かうにはまず向かい側の半島に出なければいけないので、ぐるっと回るかフェリーに乗る必要があります。今回は次のルートを通ることにしました。
桜島を走るルートも魅力的なのですが、時間的な余裕を考えて垂水港に行くルートをとりました。運航は50分間隔ほどで、料金は大人480円+125㏄以上750未満510円で計990円となります。
寝坊して焦りながらなんとか乗船!後払い方式のようで港に到着して即乗船とスムーズでした。約1時間で対岸に到着です。到着するまでに朝食兼昼食です。
船内でうどんやそば、おにぎりなどを購入し食べられます。公式ホームページを見ると南海うどんが一押しだそうです。当時は知らずそばを頼んでしまいました…残念。
桜島を見ながら優雅に…と思いましたが今日もあいにくの天気です。雨は降っていないので良しとしましょう。晴れていたらなかなかの景色だと思いますよ!
そうこうしているうちに到着しました。車で海を移動される方が多くて驚きました。生活に根付いているみたいですね。船から出ると料金所がありそこで料金を支払います。
海岸沿いの神社
船を降りた後は佐多岬に向かってひたすら海岸線を走ります。気持ちよく走っていると気になるスポットが目に入りました。
海に神社があったのです!予期しない場所にあるものに出会うのもツーリングの醍醐味ですよね。バイクを停めお参りしましょう。
荒平天神と呼ばれ菅原道真を主祭神として祀っています。場所としてはこちらになります。
最近では訪れる方がだんだん増えているそうですね。
この急な階段を上った先にお社があります。横には広めの屋根付き休憩所がありますので、お弁当を持ってくるのも良いと思います。だれもいないと思いきや先客がいました。わりと有名なスポットだったみたいですね。
お社の中には近隣の方の写生が貼ってあり、地域に密着したお社であることが分かります。人が出入りしているからかとても綺麗に保たれていますね。
帰りはこんな感じ。手すりがあるとはいえかなり急なので高所恐怖症の方にとっては少し怖いかもしれません。来られた際にはお気をつけを。
天気がいい日は桜島や開聞岳が見える絶景スポットでもあるそうです。とても綺麗なのでデートとかでもオススメですね!
日本本土最南端 佐多岬
神社に別れを告げバイクを再び走らせ、ようやく最終目的地に着きました!
まずはモニュメントがお出迎えしてくれます!もう少し奥に進むと
整備された駐車場と建物が見えます。ここで自動車やバイクは駐車して、最南端までは徒歩で向かうこととなります。それにしても最西端の地に比べ設備が整っていますね(3日目参照)。到着したときは驚きました!
目の前に広がる景色はこんな感じ!ここだけでも十分満喫出来ますね!
奥に見えた建物は観光案内所となっており、中でソフトクリームやジュース、コーヒー、またライスバーガーといった軽い食事が購入できます。そのほか佐多岬でのお土産も少しですが置いてありますよ!またここで最南端の到達証明書も発行してくれます。忘れずに済むので大変ありがたいですね!私はちゃんと到着した後に受け取ろうと思います。
旅の思い出ノートなんてのもありました。素敵な旅の思い出に一筆加えてみてはいかがでしょうか。
それでは待ちに待った最南端へ向かいます。
看板を見ると分かりますが、最南端までまだ少し距離があります。頑張っていきましょう!
トンネルを抜けた先は…まさかの工事中でした(^^;)
ちょっとしたアトラクション感覚が楽しめました。完成するととても通りやすくなりそうです。先に進むと
このような森の中をひたすら進みます。途中何度か分岐がありますので、看板を見て進みたい方を間違わないようにしましょう。またまた進むと
古い建物がありました。灯台守の官舎だったそうです。風化してますがそれもいい味を出しています。それにしてもここで暮らすのはとても大変そうですね。ぐるっと回ったり登ったりしているとついに…
最南端到着しました!奥に見える灯台が先ほどの官舎に住んでいた灯台守が管理していた灯台です。昔はあの先まで篭で移動していたとか…移動手段も驚くばかり…。灯台までは立ち入り禁止になっているので徒歩で実質行ける最南端がここになります!
近くにこんな台座もありました。展望台が近くにあるので行ってみます。
白い大きな建物が展望台となっております。最近出来たのでしょうか。とても綺麗でした。中に椅子があり休憩スペースにもなっています。長い時間歩いて疲れたらここで一休みしましょう。トイレもありましたが、私が訪れた際には使用できませんでした。観光案内所で済ませておいた方が良さそうです。工事が終われば使えるようになるのかもしれませんね。
展望台からも灯台が見えます。この位置から右を見ると開聞岳も見れます。絶景のオンパレードですね。この後は観光案内所に戻り証明書をゲットしました!
観光案内所で到達証明書を下さいと言うと、300円で別の証明書もあると言われたのでそちらも購入しました(下の手帳タイプ)。上の証明書は無料で発行していただけます。のどが乾ききっていたので甘夏紅茶も中で購入して一緒にパシャリ。何とか目的達成出来て良かったです!
帰りのフェリー志布志港へ
後はフェリーさんふらわあの乗船時間に間に合うように志布志港へ向かうのみとなりました。お腹が空いていたのですが、予約をとっておらず昼食をパスすることに。佐多岬周辺では美味しい海鮮丼が食べられるそうなので来る際には予約しておくことをオススメします。帰りの道沿いで最後のお土産タイムをと思い探しているとこんなところがありました。
大きなクワガタとカブトムシの模型が飾られている道の駅、くにの松原さんで休憩兼お買い物です。お土産、レストラン、野菜の直売などありました。野菜が特に安かったです。近場なら買って帰りたいぐらいでした。
面白かったのが自動販売機も昆虫一色!有名なのでしょうか。子どもにはとても喜ばれるスポットかもしれません!
さんふらわあきりしまに乗船
何とか無事に港に着き乗船しました。行きは大阪から別府、帰りは志布志から大阪となります。船の内装は変わりないだろうと思っていたのですが大間違いでした。正直に言うと鹿児島行きのさんふらわあの方がオススメです。新造船と聞いてはいましたが綺麗さが断然違います。
一番安いツーリストというクラスの居室ですが、枕元に一人1個コンセント、読書灯が付いています!別府行きのフェリーでは部屋の隅に2口コンセントがあっただけで、個人ではありませんでした。また左右に仕切りカーテンが付いているのでプライベートのスペースも確保可能です。新しい雑魚寝スタイルですね。
また部屋に入るにはカードキーが必要でセキュリティ面も向上しています。まるでビジネスホテルの部屋のようですね。一番安い部屋でこの綺麗さなので他の個室はもっと快適だと思われます。船での旅でこのクオリティなら大変オススメ出来ます。
船内の装飾も非常に綺麗です。大浴場もとても綺麗でした。
他にも客室アップグレードがその場で行えるサービスやキッズルーム、ペットルームもありました。
今日の夕食はお腹が空いているのと時間が空いていたので船内バイキングにします。
大人2,000円のチケットを購入し中に入ります。席はカウンター、2人席、グループ席と各種ありました。
バイキングは和洋中とサラダ、スイーツと取り揃えてあります。また刺身もありとてもお得感があります。刺身に関しては時間が経ち無くなると別の魚になるため、早めにレストランに入っておくと何種類か楽しめるので良いですよ!
夕食後はゆったり部屋で過ごし朝を迎え、無事に大阪港へ到着しました。カードキーを返却し下船します。
1週間の旅を終えて
1週間使っての旅は初めてでしたが、非常に楽しかったです!見たことのない景色や食べ物、観光スポットを味わえたのはとても良かったです。バイクという移動手段があったからこそ出来た旅でした。
反省点があるとすれば、1県1日で回るのはとても大変なので1県2日ぐらいで回るとより楽しめると思います。1日は移動、もう1日は観光といった形で行けた鹿児島の時は他の日の何倍も楽しめたと感じています。移動時間ばかりになってしまった日は少し残念でしたからね…。
今回は大阪から九州までフェリーを利用しましたが、旅費の安さにも驚きました。往復約20,000円で行けると考えると東京-大阪間の新幹線より安いですからね(時間はかかりますが)。バイク料金を含んでの金額なので、単身だともっと安くなると考えると非常にお得だと思います。
皆さんいかがでしたでしょうか。九州へのツーリングルートの参考になると嬉しいです。
長期間での旅は難しいとは思いますが、皆さんも旅したら教えて下さいね!それでは読んで頂きありがとうございました。
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